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節分に「ひいらぎ いわし」を飾るのはどうして?意味は?

2017/03/30

2月3日は節分の日。

近所のスーパーで、豆や鬼の面とともに、
見慣れない飾りを見かけました。

気になって調べてみると、
「柊鰯(ひいらぎいわし)」
と呼ばれる飾りで、西日本では一般的な風習とありました。

今は東京に住んでいますが、地元の新潟では
そういう飾り物をする風習がなく、
気になったので、さらに詳しく調べてみることにしました。

「柊鰯(ひいらぎいわし)」の由来や意味は?

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柊鰯(ひいらぎいわし)とは、
「柊の枝に焼いた鰯の頭を刺したもの」で、
魔よけのために、玄関先に飾ります。

発祥は関西と言われています。


ひいらぎを飾る風習は、
平安時代からあったようです。
今でも、伊勢神宮の注連縄(しめなわ)には、
ひいらぎの小枝が刺さっています。

ひいらぎは、葉そのものに刺(とげ)があり、
邪悪なものが近づかないとされています。

また、ひいらぎ(柊)は、「冬」の「木」と書きますが、
冬に緑の葉をつけ、雪をはね返してしまいます。
そのことから「生命力の象徴」とも言われます。


「力強く、葉の刺(とげ)で魔をよける」
ことから、
飾りとして使われるようになったと考えられています。

ちなみに、クリスマスリースに使われる葉も、
ひいらぎですが、同様に「生命力」と「魔よけ」
の意味を持っています。


では、いわしを飾るようになったのは、どうしてでしょうか?

「焼いた魚の頭と、ひいらぎを飾る風習」は、
平安時代に書かれた「土佐日記」に登場します。

そのときの魚は「ボラ」
ボラは「魚」に「留」(鰡)と書くため、
「福を留める」という意味がありました。

ボラで福を留め、ひいらぎで魔よけをするというのが、
元々の風習でした。


ボラが、いわしに変わったのは室町時代中期
と言われています。

その頃は、応仁の乱という、
京の都が荒れ果ててしまうほどの大きな戦があり、
その後続く戦国時代にも、
多くの村が武士や盗賊によって荒らされました。

そうした武士や盗賊を「鬼」と考えるようになりました。


鬼は弱いものが嫌い。

また、焼いた魚のにおいが嫌いとも言われます。

そこから「魚」に「弱」(鰯)と書くいわしに変化し、
「焼いたいわしの頭とひいらぎ」が、
魔よけの飾りとなっていきました。

なぜ「頭」なのかは、はっきりしませんが、
いわしの一夜干しを飾る地域もあります。

柊鰯(ひいらぎいわし)はいつまで飾る?

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「柊鰯(ひいらぎいわし)」は
節分から飾る地域が多いですが、
いつまでかは地域による違いがあり、

・節分の翌日(立春)まで
・2月いっぱいまで
・1年間
と分かれています。

小正月(1月15日)から節分までという地域もあるそうです。

はずした飾りの扱いも、いくつかあり、
・塩で清めて、紙につつんで捨てる
・神社で焚き上げてもらう
・灰になるまで燃やし、玄関前に盛る
・庭に埋める
・どんと焼きで焼いてもらう
という方法があります。

敷地内で燃やすのは、ちょっと怖いし、
マンションじゃできないし・・・などなど、
いろいろ手間を考えると、きちんと扱った上で手軽なのは、
塩で清めて紙につつんで捨てる方法ではないでしょうか。

まとめ

節分とは「季節の分け目」のことを指し、
季節の始まりである「立春、立夏、立秋、立冬」の、
それぞれ前日を言います。

江戸時代以降は、一年の最初の季節のはじまり、
立春の前日だけを節分と言うようになりました。
ちなみに、立春、節分は年によって前後します。

「柊鰯(ひいらぎいわし)」は作ることもできますが、
スーパーなどの小売店やネット通販でも手に入りますので、
今年の節分に飾ってみてはいかがでしょうか。

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