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6月16日は和菓子の日!由来の「嘉祥の祝」を体験しよう!

2017/05/18

http://kininaru-trend.net

6月16日は、和菓子の日。

全国和菓子協会が、1979(昭和54)年に制定しました。宮中や江戸幕府で6月16日に行われていた「嘉祥の祝」が由来となっています。

今回は、和菓子の日にちなみ
・「嘉祥の祝」とは?由来は?
・「嘉祥の祝」を体験できる祭を紹介!

をお伝えします。

「嘉祥の祝」とは?由来は?

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嘉祥の祝」の由来は諸説あります。

一つは、平安中期に元号が「嘉祥」と改元されたときの行事

その頃、日本では疫病がはやっていました。そこで、仁明天皇は元号を嘉祥と改め、その元年(848年)の6月16日に、16個の菓子や餅を神前に供えて、疫病よけと無病息災を祈ったとされています。

「嘉祥」とは、文字通り「めでたいしるし」のこと。今は、天皇の代替わりの時に年号が変わりますが、明治時代より前は、疫病や天変地異を治めたいとの願いから年号を変えることもありました。

他にも、鎌倉時代に、後嵯峨天皇が即位する前に、6月16日に宋の嘉定銭16文で食物を買って供え、即位後もこの日に菓子や餅を供えたことが始まりという説もあります。

「嘉祥の祝」は、豊臣秀吉が行ったことが文献に残っており、その後、徳川家によって江戸幕府の恒例行事となっていきました。

江戸幕府ではこの日、御目見得以上の大名や旗本が、大広間で菓子を賜り、これを「嘉祥頂戴」といいます。

嘉祥の祝は庶民の間でも、16文で菓子や餅を16個を買って食べるという「嘉祥喰」という風習になりました。

他にも、16歳の女の子が振袖をやめて詰襟にする「嘉祥縫」という風習や、6月16日に採った梅で梅干しを作り、これを旅立ちに食べれば災難を逃れるという「嘉祥の梅」という言い伝えもあります。

この「嘉祥の祝」を現代によみがえらせようと制定されたのが、「和菓子の日」なのです。

「嘉祥の祝」を体験できる祭を紹介!

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6月16日には、東京の日枝神社の山王祭の中で山王嘉祥祭」が行なわれます。

日枝神社は、千代田区永田町にあり、江戸城の鎮守として徳川幕府に大切にされてきた神社です。

「山王嘉祥祭」は明治以降途絶えていましたが、「和菓子の日」が制定されたのとの同じく、1979(昭和54)年6月16日に復活しました。

全国和菓子協会のサイトによると、毎年6月16日の「山王嘉祥祭」には、東京和菓子協会の技術者が揃いの法被を着て、和菓子(煉切/ねりきり=上生菓子)を神前で作って奉納しており、参拝者にも配られます。

「山王祭」は、江戸総鎮守の神田明神で行われる「神田祭」とともに、「天下祭」といわれ、江戸時代には山車や神輿が江戸城内に入ることが許されていました。

例祭は毎年行われていますが、大祭は神田祭と交互に行っており、日枝神社の大祭は偶数年なので、今年(2017年)は静かな祭になります。

「山王嘉祥祭」は、6月16日(金)13時より行われます。平日の日中ですが、静かな祭も貴重な体験になると思うので、ぜひ足を運んでみてください。

まとめ

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和菓子という言葉は、明治以降に洋菓子が日本に入ってきてから、区別するために使われるようになりました。

和菓子というと、羊羹や饅頭、団子をイメージする方も多いと思いますが、安土桃山時代に伝わった南蛮菓子といわれるカステラや金平糖なども和菓子に含まれます。

また、古代では嗜好品として食べる果実や木の実を「くだもの」と呼んでおり、奈良時代以降に伝わった穀物を加工した唐菓子も、「くだもの」の一種として「果子」「菓子」という字が当てられました。

今でも、日本料理などでは、果物のことを「水菓子」と呼んでいます。

梅雨や祝日のない6月で、気持ちがちょっと沈みやすい季節でもあります。和菓子に限らず好きな「おかし」を食べて無病息災を願う、というのもいいかもしれませんね。

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