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8月7日はバナナの日!なぜ安い?フィリピン産が多いのは?

2017/06/05

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8月7日はバナナの日

日本記念日協会のサイトによると

果物で一番の輸入量を誇り、健康にも良いバナナを食べて暑い夏を元気に乗り切ってもらいたいと日本バナナ輸入組合が制定。日付けの由来は8と7で「バナナ」と読む語呂合わせから。

とのこと。

バナナはスーパーや八百屋で、安いものだと一房100円ほどで売られていますよね。手軽な朝食、おやつとして常備している人も多いのでは?

でも、終戦直後に生まれた筆者の母が「子供の頃、1本を4人兄弟で分けて食べた」というほど、高価なものでした。

どうしてそこまで価格や価値が変わったのか?疑問がわいたので調べてみました。

そもそもバナナって、どんな植物?

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バナナは、バショウ科バショウ属の植物です。実は、樹木ではなく多年生の草で、木のように見える部分は、仮茎(かけい)・偽茎(ぎけい)と呼ばれ、やわらかい葉が重なりあっています

バショウは漢字で書くと芭蕉。松尾芭蕉が俳名を「芭蕉」にしたのは、門人から送られた芭蕉の木にちなんでいます。

この芭蕉は実をつけないもので、バナナのように食用の実をつけるものは実芭蕉とも呼ばれます。

バナナは一つの茎に200本もの実をつけます。最初は下に向いていますが、次第に太陽に向かって上に成長していきます。バナナが曲がっているのは、そういう理由なんですね。

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おいしいバナナの見分け方は?

果物は、熟すまで収穫しないほうが甘くなるイメージがありますよね。でも、バナナはたくさんの実がつくため、熟し方にむらができ、早く熟したところから腐ったり割れたりするため、緑の状態で収穫します。

ベストな収穫のタイミングは、黄色になる直前。収穫のタイミングが早いものは、角ばっています

バナナは、房の根元が一番太く、だんだん小さくなります。収穫のタイミングは、大きな実に合わせるため、小さいバナナは収穫のタイミングが早くなり、角ばったものが多くなります。

バナナは、味の当たり外れの少ない果物ですが、大きくてずんぐりしたのが、おいしいバナナということです。

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日本に初めてバナナが入ってきたのは?なぜ安くなった?

日本に初めてバナナが入ってきたのは?

バナナが初めて日本に輸入されたのは、日清戦争の8年後の1903(明治36)年。台湾から神戸港に向けて移入されたものが最初と言われています。

台湾は、日本が日清戦争に勝利したことで日本統治下(植民地)に置かれていました。そして、台湾総督府の管理下で、日本輸出向けのバナナの品種改良が盛んに行われたのです。

日本でのバナナの消費は、1915(大正4)年頃から急増していき、1924(大正13)年には、バナナの集荷、輸送、販売を一貫して行う台湾青果株式会社が設立されました。

翌年には、日本国内の主要都市(東京・横浜・阪神・下関・門司)に台湾青果荷受組合が設立されるなど、台湾産バナナを輸入する環境が整えられました。

その結果、それまで個々の商人がバラバラに行っていたバナナの取引が統一され、輸入が拡大したのです。

”バナナの叩き売り”が始まった理由は?

バナナの叩き売りの発祥の地は、北九州市の門司港です。当時は、輸送中に熟してしまったり、傷付いたバナナは廃棄されていました。そうしたバナナを腐ってしまう前に売ろうと、露天商が門司港近くの桟橋通で、人を集めて売りさばいたのが始まりとされています。

バナナの叩き売りは、この後、全国に広まっていき、祭りの屋台などでも行われるようになりました。

現在、バナナの叩き売りは、「門司港バナナの叩き売り連合会」によって継承されており、「門司港バナナ塾」が毎年開講されています。

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高級品から手軽な果物になった理由は?

高級品だったバナナが庶民の口にも入るようになったのは、輸入が拡大した大正時代後期から昭和初期です。

1932(昭和7)年の市場での取引額は、450グラム(中くらいのバナナ5本)で6~10銭(100銭=1円)。当時の公務員初任給が70円だったので、それほど高いものではありませんでした。

昭和に入ってからもバナナの輸入は拡大し続けましたが、1941(昭和16)年12月8日の太平洋戦争から減少し、終戦時には、ほぼ途絶えてしまいました。

戦後になると、まず日本に進駐しているアメリカ軍のために、台湾からの輸入が再開されました。1949(昭和24)年になると、アメリカ軍の必要量を超えるバナナを市場に出すことが許可されます。

その頃は、400グラム(一房)約800円大卒初任給が4220円だったので、高価なものだったとわかります。

バナナが一気に手軽な果物になったのは、1963(昭和38)年にバナナが輸入自由化されたことです。それをきっかけに、南米エクアドル産バナナの輸入量が1位になりました

1970年代から、フィリピン産バナナが大量に日本に輸入されるようになります。1960年代から、日本輸出向けのバナナを生産するための大農園(プランテーション)が作られたことが理由です。

現在もフィリピン産が9割以上を占め、ついでエクアドル産、そして台湾やペルーからもわずかに輸入されています。

40歳代以上であれば「そういえば、昔は台湾バナナだったな・・・」と思い出されたかもしれませんが、背景にバナナの輸入自由化とフィリピンの戦略があったんですね。

まとめ

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日頃、当たり前に食べているバナナにも、さまざまな歴史や背景があるとわかりました。

スーパーで多く見かけるのは、一房100円代ですが、1本100円の高級品も目にします。

これは、産地の標高の違いから。100円代のバナナの多くは、低地のフィリピン・ミンダナオ島で栽培されたものです。ここは、一年を通じてバナナの栽培に適した気候で、収穫までの期間は約10ヶ月間です。

一方、高級バナナは、山の中腹や標高の高い土地で栽培されています。高地では昼夜の温度差が大きく、成長がゆっくりで、栄養も蓄積され、収穫までの期間は12〜13ヶ月。そのため、甘くてもっちりとしたバナナになるのです。

たまには、高級バナナやフィリピン産以外も食べて、味を比べてみるのもいいかもしれませんね。

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