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8月9日はムーミンの日!ムーミンが大人の心に響く理由は?

2017/06/05

http://kininaru-trend.net

8月9日はムーミンの日

2005年のムーミン60周年を機に、作者トーベ・ヤンソンの誕生日である8月9日がムーミンの日と定められました。

以前から、日本のファンによって、語呂合わせで6月3日がムーミンの日となっていましたが、これを否定する形ではなく、60周年を記念し制定されたことが、ムーミン公式サイトに記載されています。

8月9日には「ムーミンの日の集い」が毎年行われています。今年(2017年)は、東京虎ノ門の「東京消防会館 ニッショーホール」で抽選で500名が招待されて開催されます。(申込は4月21日~7月3日)

ムーミンは、子供向けの作品の枠を超え、登場人物のセリフは大人の心に響く作品と言われています。

今回は、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンと、ムーミンはなぜ大人の心に響くのか、についてお伝えします。

ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンはどんな人だった?

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ムーミンの作者であるトーベ・マリカ・ヤンソン(1914年8月9日ー2001年6月27日)は、フィンランドの首都ヘルシンキ生まれの女性です。

日本ではムーミンの作者として有名ですが、油彩画家、フレスコ画家、イラストレーター、風刺画家、児童文学作家、漫画家、絵本作家、作詞家、舞台美術家、商業デザイナー、映像作家、そして小説家という多彩な顔を持ち、86歳で亡くなるまで幅広い多くの作品を残しています。

トーベは、スウェーデン系フィンランド人彫刻家の父とスウェーデン人画家の母の間に生まれ、2人の弟とともに、自然に芸術に親しんで育ちました。

トーベがアーティストとしてのキャリアをスタートさせたのは15歳。10代から20代はプロとしての収入と奨学金で、ストックホルムやヘルシンキ、パリなどで商業デザインや芸術を学びました。

ムーミンの絵がはじめて登場したのは、15歳からイラストを描いていた政治風刺雑誌『ガルム』誌です。

1939年に第二次世界大戦が始まり、フィンランドもソ連の侵攻により、否応なく戦争に巻き込まれていきました。

戦争に強く反対していたトーベは、『ガルム』に独裁者たちの風刺画を描き、その署名の横にムーミンの原型となる”怒った顔の生き物”のイラストを描くようになります。

そして、そのイラストに「ムーミントロール」と名付け、物語を書き始めます。戦争という暗い時代に、ムーミンの物語を書くことは、トーベにとって癒しになっていました。

未完成だったその物語は、1945年の終戦後、友人の勧めで完成し「小さなトロールと大きな洪水」というタイトルで出版されます。

ムーミンが広く知られるきっかけになったのは、1948年の第3作「たのしいムーミン一家」です。母国フィンランド、隣国スウェーデンだけでなく、イギリスでも出版されました。

さらに、1954年には、イギリスの大衆紙「イブニングニュース」での漫画連載が始まり、最盛期で世界120誌に転載され、人気を不動のものにしました。

日本でも、小説、漫画、絵本が出版され、1969(昭和44)年に初めてアニメ化されました。

ムーミンの原作は小説、絵本、どちらだろう?と思っていましたが、物語も絵も創り出すことができるトーベだからこそ生まれたものだったんですね。

ムーミンは、なぜ大人に人気?実は奥が深いムーミンの世界とは?

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ムーミンの名前は「ムーミントロール」。

トロール」とは、北欧の古い物語に登場する妖精のことで、「ムーミン」は妖精の民族の名前ですが、トーベの物語では「ムーミントロール」というキャラクターの名前として登場します。

10代の頃に、叔父の家に下宿していたトーベが、夜中のつまみ食いを叔父に見つかり「レンジ台の裏にはムーミントロールというお化けがいるぞ」と言われたのが、ネーミングのきっかけになっています。

ムーミンは、児童文学作品とされていますが、トーベの内面が作品にも投影され、大人の心に響く作品と言われています。

それは、その後40年近く生涯のパートナーとなる、グラフィックアーティストのトゥーリッキ・ピエティラという女性との出会いがきっかけとなっています。

トーベはまじめな性格で、「イブニングニュース」に連載していた7年間、一度も締め切りに遅れることなく、連載をやりきりました。

しかし、長年の疲れと、ムーミン人気のために多くの時間がうばわれ、ムーミンを憎むようにすらなっていました。

そうした自分のことを、ムーミンとして描いてみるよう、トゥーリッキにアドバイスされます。

そして生まれたのが、冬眠するムーミンが、まったく見知らぬ世界である「冬」と向き合う姿を描いた第6作『ムーミン谷の冬』です。

『ムーミン谷の冬』は、児童文学の枠を超えた文学作品として、また、哲学や精神医学などからも注目される存在になりました。

この作品で初めて登場するのが、トゥーリッキがモデルのトゥーティッキ(おしゃまさん)。『ムーミン谷の冬』でのトゥーティッキの名言を2つ、ご紹介します。

ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね。

このリスは、そのうち、土にかえるでしょ。
やがて、その土から木がのびて、その木の上で新しいリスたちがはねまわるわ。それが、そんなに、悲しいことだって思う?

うーん、深いですね。

まとめ

あけぼの子どもの森公園
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ムーミンは、アニメやキャラクターグッズでしか知りませんでしたが、こんなに奥が深いものだったんですね。

特に『ムーミン谷の冬』以降の作品は、トーベ・ヤンソンが自分と向き合い、自分を取り戻す中で生まれたからこそ、心に響くのかもしれません。

埼玉県飯能(はんのう)市には、ムーミンの世界観を楽しめる、「あけぼの子どもの森公園」があります。

また、同じく飯能市の宮沢湖では、フィンランド以外では世界初のムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」が2019年春に開業を予定しています。(北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」は2018年秋開業予定)

飯能市の「ふるさと納税」では、ムーミンオリジナルグッズが返礼品にあります。

なぜ飯能?という疑問は少しありますが、日本にいながらムーミンの世界や北欧気分を味わえる場所ができるのは、楽しみですね。

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