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8月15日は終戦記念日|終戦の日がいつかは国により違う!

2017/06/12

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8月15日は終戦記念日

1945(昭和20)年8月15日正午に、日本の降伏を国民に伝える昭和天皇の玉音放送が、NHKのラジオから流れました。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という言葉は有名ですよね。

この言葉の正式な名前は「大東亜戦争終結ノ詔書(しょうしょ)」といいます。玉音放送とは、天皇の肉声(玉音)を放送するという意味、詔書とは天皇の命令を伝える公文書のことです。

しかし、8月15日を終戦の日としていない国もあります。

戦争の名前も、第二次世界大戦、太平洋戦争、大東亜戦争と複数あり、少しわかりにくいですよね。

そこで今回は、「本当の終戦はいつなのか?」、そして第二次世界大戦について整理してお伝えします!

第二次世界大戦、太平洋戦争について

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まずは、第二次世界大戦、太平洋戦争について整理していきます。

日本による戦争は?

歴史学者や各国によって見解が違うのですが、ここでは日本で一般的に言われている期間でお伝えしていきます。

◇日中戦争 1937(昭和12)年~1945(昭和20)年 

日本がアメリカを中心とする連合国と戦争する前に、日本と中国(中華民国)の間で起こった戦争です。

その前の1932(昭和7)年3月1日に、南満州鉄道を日本陸軍の関東軍が爆破する「満州事変」が起こり、翌年、日本の傀儡(かいらい)政府である「満州国」が建国されています。

◇太平洋戦争 1941(昭和16)年~1945(昭和20)年

日本と連合国(アメリカ、イギリスなど)との戦争です。第二次世界大戦の一つに入ります。

1941年(昭和16)年12月8日にハワイのアメリカ海軍に対し、日本海軍が攻撃をした「真珠湾攻撃」から始まります。

この開戦を機に、中国も日本に対し、正式に宣戦布告しています。

当時、日本では日中戦争と太平洋戦争のことを「大東亜戦争」と呼んでいました。しかし、この名称は日本の敗戦後、GHQから「戦時用語」として使用が禁止され、「太平洋戦争」の名称が使われることになりました。

ということで、一般的には、日中戦争も含め「太平洋戦争」と言われます。

第二次世界大戦とは?

第二次世界大戦は、日本、ドイツ、イタリアの日独伊三国同盟を中心とする国と、アメリカ、イギリス、ソビエト連邦(ソ連)、中華民国などの連合国との戦争です。

1939年9月1日にドイツ軍がポーランドに侵攻したことが始まりとされています。

戦争はどうやって終わった?いつが終戦になる?

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終戦というと「ポツダム宣言受諾」というのを教科書などで目にしたことがありますよね。

ポツダム宣言は、1945(昭和20)年7月26日に、日本に対して無条件降伏を求めたもの。

ドイツ・ベルリン郊外のポツダムで、アメリカ大統領のトルーマン、イギリス首相のチャーチル、ソ連共産党書記長のスターリンによるポツダム会談で話し合われた内容です。

とはいえ、ほとんどの内容はアメリカが考えたもので、アメリカ、イギリス、中国の共同声明として発表されました。

ソ連が入っていないのは、当時「日ソ中立条約」を結んでいたためです。日ソ中立条約とは、日本の傀儡(かいらい)政府の「満州」とソ連の傀儡政府の「モンゴル人民共和国」のお互いの領土に侵攻しないという条約です。

日本政府は「ポツダム宣言」を受諾するかで意見が分かれますが、その間に・・・

1945年8月6日 広島に原爆投下
1945年8月9日 ソ連が満州に侵攻、連合国側として日本との戦争を開始(日ソ中立条約を破棄)
1945年8月9日 長崎に原爆投下

という出来事があり、

1945年8月14日 日本政府が連合国に、ポツダム宣言を受諾すると通告
1945年8月15日 ポツダム宣言受諾を国民に知らせる「玉音放送

となり、日本では8月15日を「終戦記念日」としています。

その後・・・

1945年9月2日 日本政府が、ポツダム宣言の履行を定めた降伏文書(休戦協定)に調印
1952年4月28日 サンフランシスコ平和条約(日本と連合国との戦争終結の平和条約)を締結 ※ソ連など共産主義国をのぞく

日本が降伏する前に、日独伊三国同盟を結んでいたドイツは降伏していたので、最後まで連合国と戦争していたのは日本。日本の降伏と同時に第二次世界大戦は終結します。

そして、サンフランシスコ平和条約によって、完全に「戦争が終わった」ということになります。ポツダム宣言の調印では、まだ休戦状態だったんですね。

日本以外の「終戦記念日」は?

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さきほどの説明のように、どの時点を「終戦」とするかは、国によって変わってきます。日本以外の「終戦記念日」をみていきましょう。

8月15日とする国

韓国、北朝鮮・・・日本による朝鮮半島統治からの「解放」を祝う日となっています。

9月2日とする国

アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ロシア・・・「対日戦勝記念日」としています。

◇9月3日とする国

中国(中華人民共和国)、台湾(中華民国)・・・「抗日戦争勝利の日」としています。

日本の降伏=第二次世界大戦の終結となるので、しかたありませんが、ちょっと悲しい気もします。

では、日本と同盟を結んでいたドイツはどうなのでしょう?

同じ敗戦国でも、日本とドイツでは考え方が大きく違います。

ドイツでは明確な終戦記念日はありません。「戦争に負けたのはナチス政権で、今のドイツとは関係がない」という考え方が根底にあるからです。

その代わり、ドイツでは11月第3日曜を「国民哀悼(あいとう)の日」としています。

ドイツは、終戦・敗戦というより「ナチスから解放された」という認識が強いようです。

日本と同盟国だったイタリアの終戦記念日にあたる日は4月25日。「イタリア解放記念日」と呼ばれています。

ドイツ軍に占領されていたイタリアの地域が解放された記念日です。

実は、イタリアは複雑で、最終的には連合国側として1945年7月15日に日本に宣戦布告し、「戦勝国」となっています。これは、驚きですよね。

まとめ

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日本がもっと早くポツダム宣言を受諾していれば、広島、長崎の原爆や、ソ連によるシベリア抑留もなかったのでは、ととても悔しい気持ちになります。

一方で、映画『日本のいちばん長い日』を見ると、降伏を決定することで軍が暴発しないようになど、さまざまな苦労があったことがわかります。

今回調べてみて、日本はマジメすぎて、損をしたり判断のタイミングを間違えている気がしました。

とはいえ、何が正しいかなどとは言えないので、これからも何があったのか、もっと知っていくことが必要だなと感じました。

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