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サンフランシスコ平和条約の内容は?9月8日は調印記念日!

2017/09/07

http://kininaru-trend.net

9月8日は「サンフランシスコ平和条約調印記念日」。

1951(昭和26)年9月8日に、連合国と日本との間で「サンフランシスコ平和条約」の調印が行われたことが由来です。

この条約で、日本のGHQの占領は終わりますが、実は、この条約によって領土問題もおきています。

そこで今回は、
・サンフランシスコ平和条約とは?その内容は?
・サンフランシスコ平和条約が「領土問題」のきっかけに?
講和会議に参加しなかった国の、意外な理由とは?

について、お伝えします!

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サンフランシスコ平和条約とは?その内容は?

サンフランシスコ平和条約の正式な名前は「日本国との平和条約」。

アメリカ合衆国をはじめとする連合国と日本との間で締結された平和条約です。

アメリカ・サンフランシスコで調印されたことから「サンフランシスコ平和条約」「サンフランシスコ講和条約」と呼ばれています。

この条約の締結によって、第二次世界大戦における連合国と日本との「戦争状態」が終結しました。

あれ?でも「ポツダム宣言受諾」で戦争が終わったんじゃないの?と思いますよね。

日本は、1945(昭和20)年8月14日にポツダム宣言を受諾し、8月15日の「玉音放送」によって、戦争が終わったことが国民に知らされました。

ポツダム宣言は「日本の無条件降伏」を求めたもの。この時点では「日本が戦争に負けたことが決まった」ということになります。

玉音放送後の9月2日に、ポツダム宣言に調印し、実際には戦争は終わっていますが、正式に「戦争状態の終結」を条約で締結したのが、サンフランシスコ平和条約です。

条約の第1条には「日本と連合国との戦争状態の終了」「日本国民の主権の回復」とあり、条約によって正式に戦争が終わり、ポツダム宣言受諾から続いていたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領も終了しました。

しかし、沖縄県、奄美群島、小笠原諸島はアメリカ統治下のままで、完全に主権を取り戻したとは言えませんでした。

本土復帰は、奄美群島が1953(昭和28)年12月25日、小笠原諸島が1968(昭和43)年6月26日、沖縄県が1972年(昭和47)年5月15日です。

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サンフランシスコ平和条約が「領土問題」のきっかけに?

日本は、ロシアとの「北方領土問題」、韓国との「竹島問題」、そして中国との「尖閣諸島問題」という領土問題をかかえています。

なぜ、こんなことになっているのか?

それは、「日本に領土の範囲を定めた国内法がない」ことと、「サンフランシスコ平和条約の解釈が分かれる」ことに原因があります。

つまり、サンフランシスコ平和条約で放棄した日本の領土に、北方領土、竹島、尖閣諸島を含むかどうか、解釈がわかれて問題になっている、ということです。

それぞれ、複雑な各国の主張があるのですが、ざっくり説明すると・・・。

北方領土問題とは?

サンフランシスコ平和条約で、日本は「千島列島」と「1905年9月5日のポーツマス条約によって主権を獲得した樺太(からふと)と近接する諸島」の権利を放棄しています。

ポーツマス条約は、明治時代の日露戦争の講和条約です。この戦争に勝利して、日本は樺太を領土としていました。

ここで問題になるのが、千島列島に北方領土が含まれるかどうかです。

北方領土とは、歯舞諸島(はぼまいしょとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)の北方四島のことです。

日本全権だった吉田茂首相は、「歯舞諸島、色丹島は北海道の一部で千島列島の属しない」「国後島と択捉島は、昔から日本の領土」と述べています。現在、外務省のサイトでは「北方領土は千島列島に含まない」と記載されています。

1956年10月19日に締結された「日ソ共同宣言」では、ソ連側は「国後、択捉の二島は返還する」としましたが、日本は「四島返還」を主張し、いまだに解決していない問題となっています。

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竹島問題とは?

竹島は、日本は島根県に属していると主張し、韓国、北朝鮮も領有権を主張しています。地図で見ると、日本と韓国、北朝鮮の真ん中の日本海に浮かんでいます。

サンフランシスコ平和条約が作られる中で、当初は「日本は済州島(さいしゅうとう)、巨文島(きょぶんとう)、鬱陵島(うつりょうとう)、竹島を放棄する」とされていました。

ですが、竹島は古くから日本の領土だったという、アメリカ駐日政治顧問の意見があり、最終的には「日本は済州島、巨文島、及び、鬱陵島を放棄すること」とされました。

しかし、1952(昭和27)年から、韓国が武装警察官を常駐させて、実効支配(実質的な支配)を続けています。

尖閣諸島問題とは?

尖閣諸島は、台湾と沖縄のほぼ中間に位置しています。

日本が実効支配をしていますが、台湾(中華民国)と中国(中華人民共和国)が領有権を主張し、問題となっています。

台湾は、1895(明治28)年から日本統治下になっていましたが、ポツダム宣言によって放棄しています。

尖閣諸島を台湾に含むか含まないか、が争点となっているのが「尖閣諸島問題」です。

講和会議に参加しなかった国の、意外な理由とは?

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サンフランシスコ平和条約は、日本と48カ国によって調印されました。

中国は当時、中華民国と中国共産党政権(現・中華人民共和国)が内戦状態にあり、招待されませんでした。

韓国、北朝鮮も1950(昭和25)年に朝鮮戦争が始まるなど、様々な事情があり、参加することができませんでした。

ソ連、ポーランド、チェコスロバキアは、同じ共産主義国の中華人民共和国の不参加を理由に、講和会議には出席しましたが、署名はしませんでした。

意外な理由で、講和会議に出席しなかった国は、インドです。

当時のネルー首相は、マハトマ・ガンジーとともにインドの独立運動のリーダーで、インドの初代首相です。

ネルー首相は、条約にあった日本の外国軍の駐留事項を除外すること、沖縄などを返還することなど、日本に名誉と自由を他の国々と同じように与えるべきという考えを持っていました。

そういった理由で参加しなかった国もあったんですね。

こうやって見ていくと、まだ「戦後」は終わっていないのかもしれませんね。

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