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9月10日は下水道の日!由来は?下水道がない=ボットン?

2017/07/14

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9月10日は「下水道の日」。

著しく遅れていた日本の下水道の全国的な普及をはかり、下水道を全国的にアピールするために、1961(昭和36)年に「全国下水道促進デー」としてはじまりました。

現在は、田舎でも水洗トイレが多く、下水道は日本各地で整備されているのでは?と思ったのですが、実は、普及率が90%を超える都道府県は6つだけ

意外と少ないんです。

そこで今回は、
・「下水道の日」が制定された由来は?9月10日の理由は?
・下水道がない=ボットントイレなの?
・世界最古の水洗トイレは5000年前!下水道の歴史を知ろう!
についてお伝えします!

「下水道の日」が制定された由来は?9月10日の理由は?

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下水道の日」は、1961(昭和36)年に「全国下水道促進デー」としてはじまりました。

下水道を所管する建設省(現・国土交通省)、厚生省(現在は環境省に所管変更)、公益社団法人日本下水道協会の前身団体が制定したものです。

当時の下水道普及率は6%。先進諸国に比べると、かなり遅れていました。

昭和30年代は、高度経済成長で、工場用水がそのまま流されたり、特に都市部では、人口が増えて生活用水の処理の問題があり、下水道の整備を早急に進める必要がありました。

また、9月10日は、台風が多いといわれる雑節の「二百十日」にあたる日

下水道の大きな役割として「雨水の排除」があり、大雨に備えるという意味で、この日に制定されました。

2001(平成13)年に、近代下水道の基である旧「下水道法」が制定された1900(明治33)年から100年を迎え、その記念行事が行われたことを機に「下水道の日」と名前が変更されました。

下水道がない=ボットントイレなの?

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最近は、田舎でも水洗トイレが多いので、ほとんどの場所で下水道があるかと思いきや、意外に普及率は高くありません。

「下水道処理人口普及率」の全国平均は、77.6%(2015年度)。

下水道処理人口普及率とは、全体の人口のうち、どのくらいの人が下水道を使えるようになったかを示す割合です。

90%以上の普及率となっているのは、東京都(99.5%)、神奈川県(96.4%)、大阪府(95.0%)、京都府(93.3%)、兵庫県(92.3%)、北海道(90.4%)

普及率が低いのは、徳島県(17.2%)、次いで和歌山県(24.6%)、高知県(36.1%)となっています。

下水道がない=ボットントイレが多いの?という疑問がわくかもしれませんが、実は、そうではありません。

数十年前までは、ボットントイレ、つまり汲み取り式トイレも多くありましたが、下水道のない地域でも「水洗トイレ」がほとんどになっています。

下水道が整備されている場合、トイレと下水道がつながっていて、流された汚物は下水処理施設で浄化されます。

下水道がないところでは、共同の浄化槽設備があり、各家から集まった汚物を浄化し、排水路に流すしくみがあります。

他にも、一見すると水洗トイレのようなボットントイレというのもあります。

水洗トイレのようにジャーっと水が流れるのではなく、汚物がボットンと穴に落ちて、水がジョロジョロと流れる簡易水洗トイレを使ったことがある方もいるでしょう。

その場合、たまった汚物は、ボットントイレと同じように、定期的にバキュームカーで回収してもらうことになります。

下水道を整備するためには、莫大な予算がかかり、また老朽化している下水道の改修もあって、なかなか進まないのが現状のようです。

世界最古の水洗トイレは5000年前!下水道の歴史を知ろう!

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世界最古の水洗トイレは、約5000年前の古代インド・モヘンジョダロ遺跡で発見されています。

水洗トイレと排水溝がつながっているしくみで、約4000年前の遺跡では、さらに整備された下水道が発見されています。

その後、古代エジプトや古代ローマでも下水道が作られていきました。

中世ヨーロッパの都市では、尿を2階からバケツで街路に投げ捨てていたことが、当時の銅版画で知ることができます。

その頃は、ルネサンスなど華やかなイメージがありますが、街には捨てられた尿や動物の糞の臭いがひどかったと言われます。

その衛生状態の悪さから、コレラやペストといった伝染病が流行しました。

1760年以降は、イギリスで産業革命がおこり、都市に人口が集中する中で、生活排水の対策が課題となりました。

1854年に、コレラの流行が、汚水が混ざった井戸が原因だと科学的に証明され、汚水処理の重要性が理解されました。その結果、テムズ川沿いに大規模な下水管が建設されました。

日本では、1583年に豊臣秀吉が大坂城築城にともない、城下町に背割下水(太閤下水)を建設しましたが、それは現在でも使われています。

以前、NHKの「ブラタモリ」でも紹介されていました。

日本最古の近代下水道は、1884(明治17)年に完成した神田下水です。これも、江戸末期から明治初期に流行したコレラの流行がきっかけとなっています。

漫画・テレビドラマの『JIN-仁-』で、仁先生がコレラの患者を救うためにペニシリンを作るという場面がありましたね。

戦前の日本も都市の人口が増え、生活用水の処理が課題となり、下水道の工事も進められていましたが、第二次世界大戦や戦後の復興のために、遅れてしまいました。

日本で下水道の整備が本格的に進められるようになったのは、工場排水や生活排水による公害が大きく取り上げられた1970(昭和45)年の「公害国会」以降です。

まとめ

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最近は、老朽化した下水道管が原因の陥没事故もおきています。

気付かないところで働いてくれている下水道について、もっと知っていかないといけませんね。

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