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10月1日は日本茶の日!緑茶、玉露、番茶、抹茶の違いは?

2017/08/31

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10月1日は「日本茶の日」

飲料メーカーの伊藤園が制定しました。

天正15年10月1日(1587年11月1日)、関白太政大臣・豊臣秀吉が、京都・北野天満宮境内で大茶会を催したのが由来です。

日本茶は「日本で作られたお茶」「日本でよく飲まれるお茶」という意味で、はっきりとした分類はありません。

現在、日本で作られているお茶は、緑茶がほとんど。ちなみに、「紅茶」や「烏龍茶」も作られていますが、かなり少量で、日本茶=緑茶といってもよいでしょう。

緑茶というと、煎茶をイメージしますよね。しかし、一口に緑茶といっても、種類はさまざま。

そこで今回は「日本茶の日」にちなみ、
・煎茶、玉露、番茶、抹茶・・・違いは種類?作り方?
・「日本茶の日」はもう1日ある?理由は?

について、お伝えします!

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煎茶、玉露、番茶、抹茶・・・違いは種類?作り方?

緑茶には、煎茶、玉露、かぶせ茶、番茶、玉緑茶(たまりょくちゃ)、抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)があります。

茶葉は、摘むとすぐに、発酵が始まります。緑茶は、発酵をおさえるために、積んですぐに蒸す、炒るなどの加熱をするのが特徴的で、「不発酵茶」とよばれます。

それに対し、紅茶は加熱せずに乾燥させ、発酵させる「発酵茶」、烏龍茶は乾燥の途中で加熱する「半発酵茶」といいます。

緑茶の種類の違いは、お茶の木の種類ではなく、栽培方法や製造方法の違いです。

煎茶とは?

日本で生産される緑茶のうち、約60%が煎茶。もっとも一般的な日本茶です。

ほどよい渋みがあり、すっきりとした味わいが特徴です。

煎茶をはじめとする日本茶のほとんどは、「蒸す→もむ→乾燥」という工程で作られます。

煎茶が誕生したのは、江戸時代中期。それまでは、蒸して乾燥させていましたが、庶民が飲むお茶は、抹茶に使われる高級なお茶と違い、赤黒く変色し、味もよくありませんでした。

そこに、蒸して「もんでから」乾燥させるという製造方法が生み出され、緑色のまま仕上がる「煎茶」が誕生したのです。

発明したのは、「永谷園」のルーツとなった永谷宗円です。

永谷園永谷宗円については、こちら
5月17日はお茶漬けの日!永谷園の祖先の偉業とは!?

玉露とは?

製造方法は、煎茶とほぼ同じですが、栽培方法が違います

煎茶が、茶葉を摘むまで、ずっと日光にあてたままなのに対し、玉露は、茶摘みの約3週間前から、おおいをかぶせ、日光をさえぎって育てます

それにより、渋みの原因とされるカテキンが減り、旨み成分のアミノ酸が増します。

甘みとコクのある味わいが特徴的で、60℃程度の低温で入れるのがポイントです。

玉露が誕生したのは、江戸時代後期。茶や海苔を製造する「山本山」の6代目・山本嘉兵衛が開発しました。

「玉露」の名前は、もとは山本山の商品名で、茶葉を露のように丸く乾燥させたことに由来します。

かぶせ茶とは?

かぶせ茶も、製造方法は煎茶とほぼ同じです。

玉露と同じく、日光をさえぎって育てますが、玉露よりも短い、茶摘みの約1週間前に、玉露よりも薄いおおいを使います

味も、緑茶と玉露の中間的な味わいです。

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番茶とは?ほうじ茶と同じ?

番茶も、製造方法は煎茶とほぼ同じです。

煎茶、玉露、かぶせ茶は若葉を摘むのに対し、番茶は、成長した葉が原料になっています。

そのため、渋みのもとになるタンニンが多めで、カフェインが少なめで、渋みがあり、さっぱりとした味わいになります。

番茶を乾煎り(からいり)して、香ばしい風味にしたのが「ほうじ茶」です。

北海道や東北などでは、ほうじ茶も含めて番茶と呼びます。石川県など、茶の茎を乾煎りしたものを、番茶と呼ぶ地域もあります。

玉緑茶(たまりょくちゃ)とは?

玉緑茶は、九州北部から中部で作られています。代表的なものは、佐賀県の「嬉野茶(うれしのちゃ)」です。

煎茶は、もむ工程の最後に針状にしていきますが、それがないために、まがたまのような、丸いぐりっとした形に仕上がります。

渋みが少なく、まろやかな味が特徴です。

抹茶とは?

茶道で使われる抹茶は、主に碾茶(てんちゃ)が原料になっています。

玉露よりも長い、茶摘みの約20日前におおいをかぶせ、日光をさえぎって育てます。

蒸した後、煎茶などのようにもまずに、そのまま乾燥させます。その後、石臼でひいたものが「抹茶」です。

碾(てん)」は、すり潰すという意味です。

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「日本茶の日」はもう1日ある?理由は?

複数のサイトには、10月31日も「日本茶の日」とあります。

1191年のこの日、栄西(えいさい/ようさい)が、宋から帰国し、茶の実を持ち帰ったことに由来している。

とのことですが、年号はあっているものの、日付が正確かは不明です。ちなみに、旧暦に10月31日はありません。

栄西は、鎌倉時代の禅僧で、臨済宗の開祖です。宋から帰国すると、すぐに茶の栽培をはじめたと言われています。

1211年には『喫茶養生記』を著し、茶が健康に良いことや茶の栽培について、細かく記しました。

栄西が、深酒の癖のある、鎌倉幕府の三代将軍・源実朝に、茶と『喫茶養生記』を献上したことが、鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』に記されています。

栄西は、日本にお茶を広めた第一人者といわれています。

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まとめ

10月1日の「日本茶の日」の由来になった、秀吉の大茶会

この茶会は、大名や公家、堺の茶人だけでなく、茶の湯に熱心であれば、身分問わず参加できるものでした。

しかし、当初は10日間行う予定が、初日の10月1日のみで中止されています。

理由とされる説はさまざまありますが、その中の一つが、秀吉の予想よりも客が集まらず、予定通り続けると、失敗したことがバレてしまうため、先手を打って終了させたというものです。

昔は政治の道具にもされましたが、お茶は、純粋に楽しんで、味わいたいですね。

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