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神嘗祭と新嘗祭の違いは?似ているようで違う祭の意味とは?

2017/09/06

http://kininaru-trend.net

神嘗祭と新嘗祭は、宮中で天皇が行う儀式「宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)」です。

いずれも、大きな意味では「その年の穀物の実りを神に感謝する」という共通点があります。

このように、共通点も多く、名前も似ていますが、祭の意味には違いがあります。

そこで今回は、神嘗祭と新嘗祭の違いを、整理しながらお伝えしていきます。

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宮中祭祀とは?

宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)とは、天皇が国家と国民の安寧と繁栄を祈るために行う祭祀(儀式)です。

皇居の宮中三殿で行われる祭祀では、天皇は平安装束で長時間の正座が必要とされ、体力的にかなりの負担のある行事でもあります。

1908(明治41)年には、宮中祭祀について定めた皇室祭祀令が制定されましたが、日本の敗戦とともに廃止されました。

しかし、宮中祭祀はそのまま残り、皇室祭祀令に基づいて行われています。

法律の定めがないため「天皇が私的に執り行う儀式」とされています。

とはいえ、宮内庁のサイト「宮中のご公務」の中に宮中祭祀の説明があるため、公務の一つともいえます。

ややこしいですが、天皇皇后両陛下をはじめとして、皇族が国民の幸せを祈る、皇室の大切な行事であることには間違いありません。

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神嘗祭とは?

神嘗祭(かんなめさい)は、10月17日に宮中と伊勢神宮で行われる祭祀です。

「神嘗」は、「神の饗(あえ)」が変化したものといわれています。「饗え」は食べ物でもてなすという意味です。

神嘗祭では、その年の初穂を、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に奉納する儀式が行われます。

奉納される初穂は、宮中、伊勢神宮ともに、昭和天皇が始めた皇居の水田の稲で、毎年、天皇陛下が自らが植え、収穫しているものです。

天照大御神を主祭神とする伊勢神宮では、神嘗祭は最も重要な祭とされています。「神宮の正月」ともいわれ、御装束・祭器具が一新されます。

2017年の伊勢神宮での神嘗祭は、外宮(豊受大神宮)は10月15日(日),16日(月)、内宮(皇大神宮)は10月16日(月),17日(火)に行われます。参拝時間内は、参道などから様子を見ることができます。

新嘗祭とは?

新嘗祭(にいなめさい)は、11月23日に宮中で行われる祭祀です。天皇が即位して初めて行う新嘗祭は「大嘗祭(だいじょうさい)」といいます。

この祭祀は、日本各地の神に五穀の新穀をもてなし、天皇自らも食して収穫に感謝するものです。

五穀とは、米、麦、粟(あわ)などを指しますが、5種類というより穀物全般という意味として使われています。

神嘗祭から日があいているのは、11月23日は稲刈りが全国的に終わっている時期だからといわれています。

古来より、伊勢神宮では神嘗祭のみ行っていましたが、1872(明治5)年に宮中から使者が派遣され、行われるようになりました。

出雲大社では、11月23日の夜に「古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)」が行われます。これは、出雲大社にのみ伝わる新嘗祭です。

整理すると、

神嘗祭は、天照大御神に初穂をささげる祭

新嘗祭・大嘗祭は、全国の神様に収穫を感謝する祭

という違いがあります。

11月23日は「勤労感謝の日」として祝日ですが、新嘗祭が収穫を感謝する祭であるということに由来しています。

まとめ

宮中祭祀の由来の一つといわれる、『日本書紀』の「斎庭の稲穂の神勅(ゆにわの いなほの しんちょく)」。

天照大御神が、孫のニニギノミコトを地上に遣わすときに、稲穂を授け、米作りをするよう命じた天孫降臨の神話です。

天照大御神やニニギノミコトは天皇家の祖先とされています。

その年の初穂を、ご先祖様に奉納し、その後、各地の神々とともに収穫を祝う。

神嘗祭から新嘗祭へと、つながっていく祭だったんですね。

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