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お彼岸の意味や由来|日本初のお彼岸は祟りを鎮めるため!?

2017/03/31

と秋にある「お彼岸」。

春分の日、秋分の日は
「お彼岸のお中日(ちゅうにち)」と呼ばれます。

・・・と、そこまでは知っていても、
お墓参りの機会があまりないと、
いつからいつまでか、意識しない方も多いのではと思います。

そこで今回は、お彼岸はいつからいつまでなのか、
どんな意味や由来があるのか
、まとめてみました。

お彼岸はいつからいつまで?春分・秋分の日とは?

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お彼岸は、春と秋の2回。

春分の日(3月20日頃)、秋分の日(9月23日頃)の
前後3日を合わせた7日間
です。

始まる日を「彼岸の入り(いり)」、
終わる日を「彼岸の明け」、
春分・秋分の日を「彼岸の中日(ちゅうにち)
と言います。

春分、秋分は、昼と夜の長さが同じと言われますが、
実際には、昼が少し長くなります。
日付は太陽の角度で決まるため、年によって前後します。

◆2017年は、
彼岸の入り 3月17日     9月20日
彼岸の中日 3月20日(春分) 9月23日(秋分)
彼岸の明け 3月23日     9月26日
となります。

春分・秋分は祝日ですが、「国民の祝日に関する法律」では、
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ。
秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
と定められています。

”自然と祖先を思う”ということから、
お彼岸に対する日本人の考え方が伺えます。

では、続いて、お彼岸の意味や由来を見ていきましょう。

お彼岸とは、どんな意味?由来は?

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「彼岸」は仏教用語
彼岸とは「彼(=あちら)の岸」のことで
悟りの世界」を意味します。

語源は、サンスクリット語(古代インドの言語)の
「パーラミーター(波羅蜜)」を漢語に訳した
「到彼岸(とうひがん)」という仏教用語です。

それに対し、この世は「此岸(しがん)」といい、
仏教では「娑婆(しゃば)世界」ともいいます。

娑婆は、サンスクリット語でサハーといい、
堪忍土(かんにんど)とも訳され、「耐え忍ぶ世界」という意味です。

彼岸は、耐え忍ぶ「此岸」から、
悟りの世界である「彼岸」に行けるよう祈る風習
なのです。

 

日本初のお彼岸は、祟りをしずめるため!?
日本で初めて「彼岸会」(ひがんえ・彼岸の仏事)
が行われたのは、806年。

785年に亡くなった早良親王(さわらしんのう・桓武天皇の弟)
のために行われたもので、「日本後記」に記されています。

ちなみに、早良親王は次期天皇でしたが、
謀反(むほん)の疑いをかけられたことに抗議して亡くなったため、
その祟り(たたり)をしずめるためだったと思われます。

現在、彼岸会は、仏教の各宗派で行われています。

 

お彼岸は日本独自の風習
お彼岸の風習は、他の仏教国にはなく、日本独自のものです。

彼岸の風習が庶民に広まったのは、
浄土思想が影響していると考えられています。

浄土思想とは「念仏を唱えれば極楽浄土に行ける」
というシンプルな考えで、鎌倉時代に庶民に広く伝わりました。

極楽浄土は「西方浄土(さいほうじょうど)」とも言われ、
はるか西にある、阿弥陀如来が治める世界です。

太陽が真東からのぼり、真西に沈む時期(春・秋の彼岸)に、
沈む太陽に向かって念仏を唱えたのが、
現在行われている、彼岸の風習のはじまりと言われます。

また、農耕文化の日本では、春に豊作を願い、
秋に収穫を祝うという、自然への感謝をささげる風習があり、
その風習と仏教が結びついたとも考えられています。

まとめ

お彼岸のお中日である春分・秋分の日。

春分の日をさかいに、日照時間が長くなり、
秋分の日をさかいに、日照時間が短くなります。

このことから、お彼岸は、
あの世(彼岸)とこの世(此岸)が交差し、一番近づく時期
と考えられていました。

お彼岸もお盆も、先祖供養をする日ですが、
お彼岸は、こちらから、先祖のいる彼岸に近づいてお参りする日
お盆は、年に一回やってくる先祖を迎える日
という違いがあります。

また、お彼岸に、おはぎ・ぼたもちを供える風習がありますが、
これは、豊作を祈り、収穫を祝う、日本の農耕文化の風習が、
お彼岸と結びついたからと言われています。

先祖を”仏様”として拝むのは、日本独特の風習です。
お彼岸に、遠い祖先に想いをはせ、
手を合わせてみてはいかがでしょうか。

▼こちらも参考にしてください
おはぎとぼたもちの違いは?あんこや季節の違いじゃない!?

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